強直性脊椎炎及びX線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎治療薬トルツ®の使い方と関連デバイス(オートインジェクター/シリンジ)
トルツ®は、強直性脊椎炎及びX線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎においては1回80mgを4週間隔で投与します
【トルツ®の国内における承認用法及び用量】(抜粋)<強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎>
通常、成人にはイキセキズマブ(遺伝子組換え)として1回80 mgを4週間隔で皮下投与する。
トルツ®は、乾癬治療薬※で国内初のオートインジェクターを採用しました
※【トルツ®の国内における承認効能又は効果】
既存治療で効果不十分な下記疾患
○尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
○強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎
シリンジタイプのデバイスもご用意しています
以前シリンジタイプの製剤を使用していた患者さんの中には、
使いなれたシリンジタイプを好む方もいらっしゃいます。
トルツ®はシリンジタイプのデバイスもご用意しています
※【トルツ®の国内における承認効能又は効果】
既存治療で効果不十分な下記疾患
○尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
○強直性脊椎炎、X線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎
トルツ®の警告
警告
1.1. 本剤は結核等の感染症を含む緊急時に十分に対応できる医療施設において、本剤についての十分な知識と適応疾患の治療に十分な知識・経験をもつ医師のもとで、本剤による治療の有益性が危険性を上回ると判断される症例のみに使用すること。
本剤は感染症のリスクを増大させる可能性があり、また結核の既往歴を有する患者では結核を活動化させる可能性がある。
また、本剤との関連性は明らかではないが、悪性腫瘍の発現が報告されている。治療開始に先立ち、本剤が疾病を完治させる薬剤でないことを含め、本剤の有効性及び危険性を患者に十分説明し、患者が理解したことを確認した上で治療を開始すること。[2.2、8.1、8.2、8.5、9.1.2、15.1.2参照]1.2. 重篤な感染症
ウイルス、細菌及び真菌等による重篤な感染症が報告されているため、十分な観察を行うなど感染症の発症に注意し、本剤投与後に感染症の徴候又は症状があらわれた場合には、速やかに担当医に連絡するよう患者を指導すること。[2.1、9.1.1、11.1.1参照]
1.3. 本剤の治療を開始する前に、適応疾患の既存治療の適用を十分に勘案すること。[5.1-5.3参照]
適応とならない患者
トルツ®の禁忌
- 禁忌(次の患者には投与しないこと)
2. 1. 重篤な感染症の患者[症状を悪化させるおそれがある。][1.2、9.1.1、11.1.1参照]
2. 2. 活動性結核の患者[症状を悪化させるおそれがある。][1.1、8.2、9.1.2参照]
2. 3. 本剤の成分に対し過敏症の既往歴を有する患者